いずれのコースも、以下の流れで本人の変化を段階的に支えます。
研修はすべて1名につき60分・マンツーマンで実施します。基本はオンライン(Zoom)ですが、対面での実施にも対応します。
■対象者のイメージ
ご本人に「変わりたい」という自覚があり、感情的な言動が特定の場面・相手に限られている段階。早期介入に向いています。
■期間目安
2〜3週間(セッション間隔は1〜2週間)
■研修例(受講者様の状況に応じて担当講師が研修内容を組み立てます)
| 第1回 怒りのメカニズムと自分のパターンを知る | 第2回 代替表現と伝え方の練習・職場実践の準備 | |
| 目的 | 怒りを「悪い感情」と決めつけずに扱う基礎を学び、 自分の怒りの傾向を把握する | 怒りを感じても感情的な言動に代わる「伝え方」を身につける |
| 主な内容 | ・アンガーマネジメントの基礎(怒りは二次感情であり、その奥に不安・悲しみ・疲れ・不満などの一次感情があること) ・怒りが爆発するまでの流れの解説 ・クールダウン方法 ・自分の引き金・身体サイン・言動パターンを整理する ・職場で「怒りが強くなる場面」の共有 | ・1週間のアンガーログ振り返り ・「こうあるべき」という思い込みや極端な受け取り方の見直し ・感情を伝える言い回し(事実+自分の気持ち+お願い、の構成)の練習 ・上司・同僚・部下との具体的場面を想定したロールプレイ ・研修後の自主練習プランづくり |
| 宿題 | アンガーログの記録 職場で試すクールダウン方法を1つ決める | アンガーログの継続 職場で新しい伝え方を実践する |
| 到達点 | 自分の怒りのパターンを言葉で説明できる その場で使えるクールダウン方法を1つ以上持っている | 感情的な言動に代わる具体的な言い回しを2つ以上使い分けられる ロールプレイで実践できる状態になっている |
■対象者のイメージ
感情的な言動が複数の場面で繰り返され、周囲への影響が大きくなっている。本人の自覚が乏しく、動機づけから丁寧に行う必要がある。上司・人事の懸念が強いケース。行動の定着・再発予防まで見届けたい場合におすすめのコースです。
■期間目安
3〜6週間(セッション間隔は1〜2週間)
■研修例(受講者様の状況に応じて担当講師が研修内容を組み立てます)
| 第1回 基礎理解と自己診断 | 第2回 考え方の見直しと伝え方の練習 | 第3回 実践の振り返りと定着プラン | |
| 目的 | 自分の怒りの傾向を把握し、変わりたい気持ちを具体的にする | 怒りを生みやすい思考パターンに気づき、伝え方のスキルを練習する | 職場実践の結果を振り返り、変化の定着と残る課題への対処を決める |
| 主な内容 | ・アンガーマネジメントの基礎解説 ・怒りが起きる仕組みの理解 ・自分の引き金・身体サイン・クセの整理ワーク ・クールダウン方法 ・職場で周囲からどう見られているか/本人がどう感じているかの確認 | ・アンガーログの振り返り ・「こうあるべき」思考・極端な受け取り方・過去の記憶の影響など、怒りを強めている考え方の見直し ・事実+気持ち+お願い、の構成による伝え方練習 ・上司・同僚・部下・取引先など複数場面のロールプレイ ・職場実践の計画(どの場面で、どう伝えるか) | ・職場実践の結果を具体的に振り返る(変わったこと・まだ難しい場面) ・難しかった場面の再現と対処法の再練習 ・再発リスクが高い場面(繁忙期・評価時期・特定の人とのやりとり等)の事前対策づくり ・本人の同意を得た範囲で、人事・上司へのフィードバック内容を整理 ・1か月後フォロー面談の提案 |
| 宿題 | アンガーログの記録(1週間分) クールダウン方法の実践 | アンガーログ継続 職場での伝え方の実践 | 定着プランの実行 (フォロー面談まで継続) |
| 到達点 | 自分の怒りのパターンを説明でき、クールダウン方法を持つ | 感情的な言動に代わる伝え方を複数場面で使い分けられる | ・職場実践での変化を本人自身が振り返ることができる ・再発しやすい場面とその対処法を言語化できる ・今後の自主的な振り返り習慣が身についている |
Q1. パワハラと認定されていない場合でも、受講は可能ですか
はい、可能です。 本研修はパワハラ認定の有無にかかわらず、職場で感情的な言動や暴言等がみられる方に、再発防止の取り組みの一環としてご受講いただいています。認定に至らなかったケースでも、周囲との関係に影響が生じていれば、ご自身の言動を見つめ直す学びは有益です。
Q2. ご本人が研修への納得感を持っていない場合、どうすればよいですか
まずはご本人に「研修の目的」と「守秘の範囲」を丁寧に説明し、同意を得てから開始することをおすすめします。会社の指示による受講であっても、ご本人の納得感がないまま進めると効果が出にくいため、初回セッションでは対話を中心に、ご本人が安心して取り組める関係づくりから始めます。
Q3. 研修の中でご本人が話した内容は、会社に報告していただけますか
ご本人の同意なく、人事担当者様・上司の方・第三者に開示することはありません。 研修で話された内容(職場への不満、人間関係、私生活の事情など)は守秘の対象です。会社様へは、ご本人の同意を得た範囲でのご発言内容、研修への参加姿勢・出席状況、習得状況の概要、職場で推奨される関わり方(例:フィードバックの伝え方、負荷調整など)などを共有いたします。
Q4. 2回コースと3回コースは、どのように選べばよいですか
2回コースは、ご本人に「変わりたい」という自覚があり、感情的な言動が特定の場面・相手に限られている段階に向いています。気づきと、すぐ使えるスキルの習得が中心です。
3回コースは、感情的な言動が複数の場面で繰り返され周囲への影響が大きい場合や、ご本人の自覚が乏しい場合、変化の定着・再発予防まで見届けたい場合におすすめです。職場実践の振り返りと再発リスクへの対策まで含まれます。
対象者の状況をお伺いしたうえで、ご相談のうえで最適なコースをご提案いたします。
Q5. 研修の形式と所要時間はどうなっていますか
1名につき、基本的にはオンライン(Zoom等)で、各回60分のマンツーマン形式です。2回コースは2〜3週間、3回コースは3〜6週間程度(セッション間隔は1〜2週間)で実施するのが一般的です。ご都合に合わせてスケジュールを調整いたします。
Q6. 料金はどのくらいですか
料金は、コース内容・対象者の状況・回数追加の有無などにより異なります。お見積りは個別に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。(※詳細な料金表は別途ご案内いたします)
Q7. 受講後の効果は、どのように確認できますか
各回で行う振り返りに加え、ご本人の同意を得た範囲で、人事側へ研修の進捗や習得状況の概要をメールでご報告します。3回コースでは、職場実践の振り返りと再発しやすい場面への対策づくりまで行います。また、ご希望に応じて研修終了後のフォロー面談をご提案しています(別途・有料)。
Q8. ハラスメント調査・処分手続きと並行して利用できますか
ご利用いただけますが、調査結果を待ってから実施するか、調査とは切り離した再発防止策として位置づけるかを、事前に整理することをおすすめします。本研修は事実認定や処分の判断を行うものではないため、認定・処分手続きとは独立した「行動変容支援」としてご利用いただくのが適切です。
Q9. 研修の実施にあたり、会社側で準備することはありますか
ご本人への研修案内と同意取得、研修日程の確保をお願いいたします。ご本人への案内時にご利用可能な資料もご用意できますので、必要な際はお申し付けください。
担当者がご依頼の概要をお伺いいたします。
今後のスケジュール、進め方についてご案内いたします。
オンライン(あるいは対面)にて担当講師が研修を実施いたします。
対象者の方と講師による1対1の面談が基本です。
研修は1回1時間程度。1~2週間おきに実施いたします。
プログラム終了後、担当講師が対象者様より同意を得た内容について、担当部署様宛に「研修実施報告書」を提出いたします。