ハラスメント防止研修

■研修のねらい

以前であれば、コミュニケーションの一環と捉えられていたようなことが、今はハラスメントと受け止められてしまうなど、ハラスメントの問題は複雑化・多様化しています。「ハラスメントかどうか」という線引きで考えるのではなく、どのような伝え方をすれば、お互いの認識の齟齬が生じないか、円滑な人間関係を醸成することができるか、などの根本的なコミュニケーションのあり方から考える必要があるのではないでしょうか。

本研修では、具体的なケースなどももとに、ハラスメントと受け止められないためのコミュニケーションの工夫、感情コントロールの必要性、などの観点から、ハラスメントが生じにくい職場づくりの観点からハラスメント防止への理解を深めていただきます。

■標準時間　９０分

 

１．最近のハラスメントの傾向

・最近のハラスメントの事例

・昔は「問題ない」と思われがちがったことが今は「ハラスメント」と受け止められてしまうことも

・心理的安全性を奪う言動

・ハラスメントの芽を生まないことが大切

・ハラスメントの解釈は人や時代の流れに応じて変化している

２．ハラスメントのグレーゾーンを考える

・ケーススタディ

・どの言動が問題だったのか

・どう対応すればハラスメントと受け止められなかったのか

・コミュニケーションの目的を忘れない

３．ハラスメントが起こらない環境づくりのために

・有用な変化を起こすためには

・肯定的なストロークと否定的なストローク

・ハラスメントの背景を理解する

・組織におけるハラスメント防止体制を理解しよう　ほか